past present future


by saiaala
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

<   2015年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧

言論の弾圧許さず!

 日増しに拡がる戦争法案反対の国民世論や沖縄県民の新基地建設反対の世論に業を煮やして、安倍首相に近い自民党議員や、安倍首相の「お友だち」の「文化人」から、言論弾圧を求める本音が飛び出しました。「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのか一番。経団連に働きかけてほしい」(自民・大西英男)「沖縄の二つの新聞社はつぶさないといけない」(作家・百田尚樹)などです。
 これに対して、6月26日、沖縄の2紙は共同抗議声明を発しました。紹介します。

琉球新報 沖縄タイムス共同抗議声明

言論の弾圧許さず
 百田尚樹氏の「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」という発言は、政権の意に沿わない報道は許さないという〝言論弾圧〟の発想そのものであり、民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論にほかならない。
 百田氏の発言は自由だが、政権与党である自民党の国会議員が党本部で開いた会合の席上であり、むしろ出席した議員側が沖縄の地元紙への批判を展開し、百田氏の発言を引き出している。その経緯も含め、看過できるものではない。さらに「(米軍普天間飛行場は)もともと田んぼの中にあった。基地の周りに行けば商売になるということで人が住みだした」とも述べた。戦前の宜野湾村役場は現在の滑走路近くにあり、王国以来、地域の中心地だった。沖縄の基地問題をめぐる最たる誤解が自民党内で振りまかれたことは重大いだ。その訂正も求めたい。
 戦後、沖縄の新聞は戦争に加担した新聞人の反省から出発した。戦争につながるような報道は二度としないという考えが、報道姿勢のベースにある。
 政府に批判的な報道は、権力監視の役割を担うメディアにとって当然であり、批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。にもかかわらず、批判的だからつぶすべきだ―という短絡的な発想は極めて危険であり、沖縄の二つの新聞に限らず、いずれ全国のマスコミに向けられる恐れのある危険極まりないものだと思う。
琉球新報・沖縄タイムスは、今後も言論の自由、表現の自由弾圧するかのような動きには断固として反対する。
琉球新報編集局長  潮平芳和    沖縄タイムス編集局長 武富和彦
[PR]
by saiaala | 2015-06-28 14:56 | お知らせ