仲井眞沖縄県知事の辺野古埋め立て承認に抗議する
2013年 12月 28日
12月27日、沖縄県知事仲井眞弘多氏は、安倍政権が申請していた名護市辺野古に新基地を建設する公有水面の埋め立て申請を承認しました。沖縄県民に対する裏切り行為に対し、埼玉AALAは、直ちに抗議することを会員に呼びかけました。
① 会員 河内研一氏の抗議
さようなら、仲井真さん
賞味期限切れを自ら宣言された貴方へ
正直なところ、貴方がいつ、どんな形で「降りて」いくことになるのかと私はずっと気になっていました。心ならずもあげた拳なのに、それを降ろさせてはくれない圧倒的なオール沖縄の声を前に、ひとり揺れ動く貴方の姿にはそれなりの人間味を感じていたからです。
しかし、転ぶにしても転びようというものがあるのではないですか?思いを寄せるアメリカに「失望」と公言され、世界から浮き上がって暴走中の安倍首相からの懐柔と恫喝に、屁理屈にもならぬ「論理」をもって、「公約違反ではない」と嬉々として屈服する姿は痛ましくさえありました。『朝日新聞』は書きます。「沖縄の歴代の知事たちが、重大な決断の場面で見せた“苦渋の表情”とは無縁だった」と。貴方はその言葉と態度で、沖縄の政治家としての賞味期限切れを自ら白日の下に晒したのです。貴方のその居直りは、「基地のない沖縄」を願う沖縄県民のみならず、沖縄に思いを寄せる多くのヤマトンチュウの闘志に更なる怒りの火を付けてくれました。
1月の名護の市長選が楽しみです。名護市民やウチナンチュウだけではありません。全国のヤマトンチュウも注目し、物心両面の支援を惜しまず闘います。稲嶺市長再選の暁には、秋までの任期を待たず、今度こそは潔い態度で貴方の政治家人生を閉じて下さい。辺野古の自然と平和を守ることに貢献できるそれが貴方のラストチャンスです。
2013年12月28日
沖縄に想いを寄せる一市民
河 内 研 一
(栃木県足利市在住)
沖縄県知事
仲 井 真 弘 多 様
② 埼玉AALA理事会の抗議
沖縄県知事 仲井眞弘多様
辺野古埋め立て承認は歴史的裏切りであり、承認の撤回を求める
12月 27 日、 あなたは、 安倍政権が申請していた名護市辺野古に新基地を建設する公有水面の埋め立ての承認をおこないました。
この決定は、本年1月の41全市町村長、県議らによる 「建白書」の、普天間基地へのオスプレイ配備を直ちに撤回すること、嘉手納基地への垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ配備を直ちに撤回すること、米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念することなど、沖縄県民の総意を踏みにじり、知事自身の選挙公約「県外移設」にも背くものです。歴史に汚点を残す、 この裏切り行為は、 とうてい許されるものではありません。
安倍首相があなたとの会談で提示した 「負担軽減」 なるものも、 辺野古への新基地建設を前提とした「負担強化」が前提で、すべて不確実な口約束であり、「承認」の根拠となる内容は一つもありません。沖縄を「カネ」と引き換えにするかのような行為に走ることは言語同断です。
新基地建設に明確に反対している名護市長と名護市議会を無視する強行はぜったいに許されません。政府とあなたのごり押しが、市民・県民との矛盾をさらに広げることは明らかです。
私たちは、 重ねて辺野古の埋め立て承認の撤回とともに、 普天間基地の無条件撤去を求めます。
2013年12月28日
埼玉アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
理事長 小島民子
① 会員 河内研一氏の抗議
さようなら、仲井真さん
賞味期限切れを自ら宣言された貴方へ
正直なところ、貴方がいつ、どんな形で「降りて」いくことになるのかと私はずっと気になっていました。心ならずもあげた拳なのに、それを降ろさせてはくれない圧倒的なオール沖縄の声を前に、ひとり揺れ動く貴方の姿にはそれなりの人間味を感じていたからです。
しかし、転ぶにしても転びようというものがあるのではないですか?思いを寄せるアメリカに「失望」と公言され、世界から浮き上がって暴走中の安倍首相からの懐柔と恫喝に、屁理屈にもならぬ「論理」をもって、「公約違反ではない」と嬉々として屈服する姿は痛ましくさえありました。『朝日新聞』は書きます。「沖縄の歴代の知事たちが、重大な決断の場面で見せた“苦渋の表情”とは無縁だった」と。貴方はその言葉と態度で、沖縄の政治家としての賞味期限切れを自ら白日の下に晒したのです。貴方のその居直りは、「基地のない沖縄」を願う沖縄県民のみならず、沖縄に思いを寄せる多くのヤマトンチュウの闘志に更なる怒りの火を付けてくれました。
1月の名護の市長選が楽しみです。名護市民やウチナンチュウだけではありません。全国のヤマトンチュウも注目し、物心両面の支援を惜しまず闘います。稲嶺市長再選の暁には、秋までの任期を待たず、今度こそは潔い態度で貴方の政治家人生を閉じて下さい。辺野古の自然と平和を守ることに貢献できるそれが貴方のラストチャンスです。
2013年12月28日
沖縄に想いを寄せる一市民
河 内 研 一
(栃木県足利市在住)
沖縄県知事
仲 井 真 弘 多 様
② 埼玉AALA理事会の抗議
沖縄県知事 仲井眞弘多様
辺野古埋め立て承認は歴史的裏切りであり、承認の撤回を求める
12月 27 日、 あなたは、 安倍政権が申請していた名護市辺野古に新基地を建設する公有水面の埋め立ての承認をおこないました。
この決定は、本年1月の41全市町村長、県議らによる 「建白書」の、普天間基地へのオスプレイ配備を直ちに撤回すること、嘉手納基地への垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ配備を直ちに撤回すること、米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念することなど、沖縄県民の総意を踏みにじり、知事自身の選挙公約「県外移設」にも背くものです。歴史に汚点を残す、 この裏切り行為は、 とうてい許されるものではありません。
安倍首相があなたとの会談で提示した 「負担軽減」 なるものも、 辺野古への新基地建設を前提とした「負担強化」が前提で、すべて不確実な口約束であり、「承認」の根拠となる内容は一つもありません。沖縄を「カネ」と引き換えにするかのような行為に走ることは言語同断です。
新基地建設に明確に反対している名護市長と名護市議会を無視する強行はぜったいに許されません。政府とあなたのごり押しが、市民・県民との矛盾をさらに広げることは明らかです。
私たちは、 重ねて辺野古の埋め立て承認の撤回とともに、 普天間基地の無条件撤去を求めます。
2013年12月28日
埼玉アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
理事長 小島民子
by saiaala
| 2013-12-28 18:58
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